生活費援助

キャバ嬢 肝臓
昨日知り合った人は、年は52歳で、お医者さんという事でした。
とあるインターネットのサイトで知り合いました。
掲示板です。

私は事情があって借金があります。
それも、なかなか簡単には返せない額です。
毎月毎月借金の返済に追われ、それ以外の事が全く出来なくて、本当に苦しい思いをして生きてきました。
ずっとこの生活が続くのか…と思うと、何もかも嫌になってしまったのです。

いっそのこと、人生をもう終わりにしようか…とも思いました。
身内は皆亡くなって生涯孤独な私がいなくなっても、誰も悲しむ人もいないし…
そんな暗い事を考えながらネットを見ていたのです。

ネットの世界では、同じような悩みを持っている人が大勢いる事が分かりました。
そんな中、20代前半の女の子が書いた体験談のような記事が目に入りました。
その子も私と同じように多額の借金を抱え苦しんでいたのですが、インターネットで生活費援助をしてくれる相手を見つけた、と書いてありました。

見ず知らずの人に生活費援助してもらうなんて…
最初は自分の頭の中の選択肢には全く無かった考えでしたが…
良く考えると、少しでも生活費援助をしてもらえれば…例えば家の家賃だけでも援助してもらえるだけで、かなり生活が楽になるかもしれない、と思いました。

そこで思い切ってネットで生活費援助をしてくれる人を募ったのです。

待ち合わせはカフェにしました。
人が多い所で会えば、もし変な人が来ても安心だと思ったからです。
でも、実際に会ってみると普通のおじさんでした。
怖くはありませんでした。

カフェでお茶した後、高級なお鮨をご馳走してもらいました。
そこで、生活費援助の話を切り出されました。
援助してもらうからには、それなりに返さないといけないのは分かっています。
好きとかそういう気持ちにはもちろんなれないけど…
今はお金の方が大事。
だから、そのおじさんに、生活費援助をしてもらう代わりにおじさんの望む事をしてあげる事で合意しました。
最貧困女子
マイルドヤンキー